サム・プレコップ(Sam Prekop)写真とアーチャー・プルウィット(Archer Prewitt)スケッチ・原画にトクマルシューゴの段ボール手回しレコードプレイヤー・プロトタイプ展示/予約受付が決定!リキッドルーム10周年記念公演としてThe Sea and Cakeとトクマルシューゴが競演する12日(水曜日)のみの限定公開です!
開催日時:2014年11月12日(水曜日)16:00-23:00
会場名:KATA[LIQUIDROOM 2F]
料金:無料
問い合わせ先:
KATA http://www.kata-gallery.net
LIQUIDROOM 03-5464-0800 http://www.liquidroom.net
*The Sea and Cakeとトクマルシューゴが競演するリキッドルーム10周年記念公演の概要は下記リンク先をご参照ください。
http://www.liquidroom.net/schedule/20141112/19493/
▼サム・プレコップ(Sam Prekop)”写真”
*ステイトメント
今回の作品ははここ1年半の間に撮った新作で、そのほとんどが僕が住むシカゴで撮影されたもので、あとはピッツバーグに向かう途中やニューヨークで撮ったものもある。被写体は様々で、僕が”面白い写真になるな”と直感的に感じたものをカメラに収めた。対象を”見て”それについて”考える”事は、写真という媒体によってより直接的な行為になる。それはずっと追求して行きたいと感じる僕にとって大切な表現方法だ。今回の展示を通してこれらの写真のまた違った側面を発見出来る事を期待している。暗室での現像にはますますのめり込んでしまう。プリントに手作りの雰囲気を与える事を重視している。一つ一つの作品と丁寧に向き合うとそれがより深く響き始め、次々と新しい発見がある。今回の展示のためにこれらの作品を選択し、プリントした。展示された集合体として面白いものになればいいなと願っている。
*写真は全て販売いたします。
プロフィール:
1964年、イギリス、ロンドン生まれ。シカゴ在住の音楽家/画家/写真家。1986年にシカゴ美術館附属美術大学卒業。父親も二人の兄弟も作家というアーティスト一家に育つ。80年代後半から90年代初頭にかけてShrimp Boat、そののちにThe Sea and Cakeのフロントマンとしてシカゴ・インディー・ロックシーンを代表するアーティストとして活躍してきた。最近では映画作品のスコアなども手掛ける。一方で、ミニマルな絵画やドローイング、写真などの美術活動にも力を入れ、様々な形で独自の世界観を築き続けるしなやかながらも骨太な作家。
▼アーチャー・プルウィット(Archer Prewitt)”世界の偉人たち”人形シリーズ スケッチ&原画”
*ステイトメント
これらのスケッチとインクのドローイングはここ10年位に渡って東京のプレスポップと一緒に作ってきたアート・フィギュア・シリーズのために僕が描いたものだ。僕は人形と箱をデザインしているのだけど、フィギュア化する人物が決まるとまずその人についての情報や画像を集める。そして数え切れないくらいのスケッチをしてそれを僕が気に入る漫画っぽいスタイルに落とし込んで行く。その多くはボツとなる。通常では人の目に触れる事のないこれらスケッチを見てもらう事で、最終的に人形を形作る原型師やパッケージの箱を刷る印刷会社の手に渡る前にデザインがどんどん変わっていく様子を楽しでもらえたら嬉しい。
*スケッチ&原画は全て販売いたします。
プロフィール:
1963年、米国ケンタッキー州生まれ。シカゴ在住の音楽家/画家/コミック作家。バンドThe Sea and Cakeの一員。Kansas City Art Instituteで版画を専攻し、1985年に卒業。卒業後は音楽活動に力を入れ、80年代後半以降はシカゴ・インディー・ロックシーンを代表するアーティストとして活躍してきた。一方ではコミック作家としての創作意欲も持ち続け、代表作であるSoF’BoYは現在、米国オルタナティヴ・コミック・シーンやアンダー・グラウンドの世界での普遍的なキャラクターとなりつつある。最近ではコミック以外でも、多才なヴィジュアル・アーティストとしての側面もクローズ・アップされていて、2009年にはミニマルなドローイングの作品集「Work On Paper」が発売された。現在はドローイング、SoF’BoY、The Sea and Cakeとソロの新作アルバムを制作中である。
▼トクマルシューゴ新シングル『Lita-Ruta』段ボール手回しレコードプレイヤー展示&予約受付
1年がかりの新しいレコーディングプロジェクトの中から、12月3日に10インチレコードの第一弾シングルを発売します。パッケージを立てて手回しするだけで、そのままレコードが聴ける「段ボールレコードプレイヤー」付き。その「段ボールレコードプレイヤー」の試作段階のプロトタイプを展示致します。
プロフィール:
様々な楽器や非楽器を用いて作曲・演奏・録音まで、ひとりで作り上げる音楽家。2004年NYのインディレーベルより1stアルバムをリリース。無名の日本人、日本語歌詞であったにもかかわらず、各国のメディアで絶賛を浴び世界中から注文が殺到。国内外のフェスに多数出演。2012年末には最新作アルバム「In Focus?」をワールドリリース。『TONOFON FESTIVAL』などを主催。