DOTMOV FESTIVAL 2013

DOTMOV FESTIVAL 2013

デジタル・フィルム・フェスティバル KATAでも無料上映決定!!
優秀20作品が選出!今年も11月から世界各都市で上映開始!
 
「DOTMOV」とは、未知なる才能を持ったクリエイター発掘と作品紹介の機会の創出を目的に世界中から作品募集を行い、開催されるデジタル・フィルム・フェスティバル。2003年より開催され今年は11回目の開催となる。世界中から作品募集を受け付け、寄せられた作品は、ゲスト審査員により優秀作品を選出し、ウェブで公開。本年度の応募作品総数は、世界18カ国から206作品。20作品が以下のゲストクリエイターにより優秀作品として選出され、2013年11月より、国内外の主要都市でも上映されていきます。
 
今回の、ゲスト審査員(一般部門)には、イアン・アンダーソン/デザイナーズ・リパブリック(http://www.thedesignersrepublic.com)、ミラダ(http://www.mirada.com)、ヨシ・ソデオカ(http://www.c505.com)、大橋二郎、朴基永/シュガー・キューブ(http://www.sugarcube.tv)、稲葉英樹(
 
総勢、20作品の映像をKATAでも、11月12日〜11月17日の期間、無料上映を行なうことになりました。
これから大注目となるアーティストが集うデジタル映像祭、お誘い合わせの上、ご来場お待ちしております。
 

 

DOTMOV FESTIVAL 2013 at KATA[LIQUIDROOM2F]

 

日程 : 2013.11.12(火) -17(日) 

open15:00-20:00 

入場無料 

 

 

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上映作品

X
06:00 | UK | 2012
Dir: Max Hattler
 
現在、星空を見上げて星座の名前をすらすらと言い当てられるひとは、いまや特殊な天文マニアである。かつてテレビもなくラジオもなく電気そのものもなかった時代、夜は暗く危険で皆が身を潜めて暮らした時代、本も絵画も音楽も特別なものであった時代、もしくは一部の特権階級のものであった時代。夜空を見上げてはそこに神話の神々や動物たちの姿を見ていたイマジネーションに溢れた人々は、おそらく今の実写と見まごうばかりのフル3DCGアニメーションを見ても、大した驚きも感動も覚えないだろう。それらは彼らのイマジネーションを刺激することもないだろう。コンピュータグラフィックスに一瞬、大きな可能性が開け、私たちの知覚の扉(夢と無意識への交通)をほんの少しだけ開けてくれたのは、むしろこの作品のようなごく初期のベクターグラフィックス、アブストラクトな図形の乱舞であった。70年代初期アタリ社によって作られたテレビゲーム「PONG!」が、中毒性を持って熱狂的に受け入れられたのは、その単純なゲーム性だけではなく、あの簡素なグラフィックに依るところが大きかった。その素朴で幼稚なゲーム性に嫌気がさした一部の若者たちは、更に高性能な現在のパーソナルコンピュータを生み出し産業を興した。そしてかたや魅惑的なグラフィックスの乱舞に魅せられ心奪われた人々は芸術家になった。そんな勝手なファンタジーを感じさせてくれるのが、マックス・ハトラーのこの作品です。
 
選出・文:Jiro Ohashi
 
BBD
00:16 | Japan | 2013
Dir: Ryoya Usuha
Music: Junichi Akagawa / Yaporigami
 
アンナプルナ・クマールの「Division」に何か感じるものがあった。とても感覚的で言葉で表現するのは難しいもの…。
ビットは水や砂のように流れ、点滅は光を、自然を感じさせる映像。「ピーコート」の音も自然を感じさせる素晴らしい展開である。
アンナプルナ・クマールやピーコートの情報は日本には少ない。私は今回Vimeoで映像を見る事になったが、彼女のアーカイブには4つのビデオが上がっていた。動くグラフィティの映像や…それから、RYAT(!)の映像など。それらを辿り調べてみると、フライング・ロータスやジェレマイア・ジェイ、そして彼らは皆ロサンゼルスの近所に住んでいるようだ。音楽に限らず沢山のアーティストのサイトにも辿り着く事ができた。
私がアンナプルナ・クマールのこの映像から感じた何かとは、人や自然、すべての環境から構成されているもっと大きなものなのかもしれない。そしてそれはとてもロマンティックなもの。
 
選出・文:Hideki Inaba
 
HINODE
03’00” | Japan | 2012
Dir: Tetsuka Niiyama
 
壮大なメタファーで、アーティスティックに仕上げられた作品。
 
選出・文:Jonathan Wu (MIRADA)
 
Henri
03:11 | Japan | 2013
Dir: Yuka Maeda
Music: Broken Hours, Jopy, TriPhaze, Chuck Bettis & Friends, Felix Mendelssohn, Craig Riley
 
これはおそらく今まで見てきた中で、モーフィング(変形していく間の映像をコンピュータによって補完して作成する)ソフトウェアを最もうまく活用した(または誤用したとも言える作品)の一つ。この予測不可能な編集とサウンドデザインがとても気に入った。素晴らしい!
 
選出・文:Yoshi Sodeoka (c505)
 
Caterpillar
17:22 | Japan | 2013
Dir&Music: Hayato Nove
 
異化した視覚
02:30 | Japan | 2012
Dir: Takuto Katayama
Music: Ryota Kikuchi
Mixer: Shun Hamanaka
 
片山拓人のショートアニメーション「異化した視覚 / Dissimilated Vision」は、短いが多彩な作品だ。線による奇抜な画面分割や、画面転換の構成が秀逸で、ミニマルでシンプルながらもグロテスクで不思議な雰囲気を醸し出している。節制されたピアノの旋律と共に、見ている者にシュールな世界の催眠をかける。
最後のピアノの音と共に線が切れ、催眠から目覚めるが、その余韻は長く続く。
見ることを象徴する我々の目ではなく、新しい視覚を見せようとした作家の視覚で完成された作品。何度も繰り返し見させてしまう愛すべき秀作!
 
選出・文:Ki Young Park (Sugarcube)
 
Circles
01:11 | USA | 2013
Dir: Eddie Song
Sound: Shifted Sound
 
Pedro Friedeberg
02:48 | Mexico | 2012
Dir: Salvador Herrera (Urban Gallery)
 
 
Videolightwork Ten
01:22 | Spain | 2011
Dir: Clemente Calvo (Urban Gallery)
 
Gymnastic
01:10 | Japan | 2013
Dir: Yuji Mitsuhashi
Music: ITC (Elekisesis V.A.)
 
ClpX_edit
01:50 | Belgium | 2013
Dir: Hans Mortelmans
Music: Yves de Mey
 
1981-2001
12:00 | Japan | 2013
Dir: Teppei Koseki
 
Mindscapes#9, after Cajal
03:02 | Brazil | 2013
Dir: Fernando Velázquez
 
Necklace
04:58 | USA | 2013
Dir: Annapurna Kumar
Music: Kid Smpl
 
Prosperity
02:23 | Japan | 2013
Dir: Tetsuro Ohashi
Music: Kohei Sasaki (not/c) (Elekisesis V.A.)
 
Float
03:29 | Japan | 2013
Dir: Haruki Kawanaka
Music: Qrion (Elekisesis V.A.)
 
Trees
03:13 | Japan | 2013
Dir: Sohei Oguro
Music: The Crash That Took Me
 
ICE PLANET
03:06 | Japan | 2013
Dir: sankaku
Music: Her Ghost Friend
 
しあわせのかたさ
03:39 | Japan | 2013
Dir: Shinya Mizuno
Music: Funwari-chan
 
出品作品など、詳しい詳細は主催者HPよりご覧ください。