5/19(金)、20(土)、21(日)の3日間、KATA[LIQUIDROOM 2F]にて、
“ Duo ”という映像作品の展示を開催いたします。
カラスがモチーフになっているショートムービーは、ムービーカメラマンの井前隆一朗とヘアメイクの菅谷未沙紀、 スタイリストの池田清志によって、「自分たちのスタイルで、ストリートから生まれるムービーをつくろう」 というところから企画が始まり、サウンドデザインとして yahyel のドラマーである大井一彌と彼の幼馴染である林モモ、フォトグラファーに西村理佐、ボディペイントに OLI が加わることで東京と富士山麓の二つの場所で撮影した映像作品です。
ショートムービーの上映時間は15分で、毎時間 0分と30分の時間にスタートいたします。
会場には、ショートムービーと写真のほか、OLI によるペイントの展示も予定しております。
入場は無料となっておりますので、お誘い合わせの上、ご来場お待ちしております。
“ Duo ” movie, and photo exhibition
5/19(金) 15:00-19:00 *19:00-22:00 オープニングパーティー
5/20(土) 13:00-20:00
5/21(日) 13:00-22:00
*5/19(金) 19:00- オープニングパーティ
live paint by OLI
sound by 大井一彌・林モモ
入場無料
ショートムービーの上映時間 は 15 分(毎時間 0分と30分に上映スタート)
– アラスカに伝わるワタリガラスの言い伝え –
荒涼とした地が延々と続くアラスカにはワタリガラスにまつわる言い伝えがある。 その言い伝えの中でワタリガラスは、決して世界を創るものにはならなかった。
「まだ生きものに魂がなかった時代。空の彼方に大きな火の玉があった。 ワタリガラスは勇敢なワシにそこから一つ火をとってくるように言った。 勇敢なワシは燃えつきそうになりながら、その火をとってきた。生きものは魂を得て、世界ができた」
寂しげな乾いた声でワタリガラスは鳴く。 何に飢えているのか。何を求めているのか。
ワタリガラスは「エモノを他の生き物と分け合う鳥」と言われる。 地面に横たわっている獲物を空からじっと眺め、他の生き物に心ゆくまで獲物を貪らせ、時が来たら舞い降りる。
– ある男と女のもとに一羽のカラスが舞い降りた –
光で満ち溢れた街に住む男と女。 首筋にカラスのタトゥーが入った男と、両肩に羽のタトゥーが入った女。 住んでいた部屋の思い出、カーテンレールに吊った花。
この世界で人は、愛し合って、笑い、泣き、そして死ぬ。 そして、彼らは夢を見る。 彼らのもとに、一羽のカラスが舞い降りた。
モデル:Hiromi Yamamura Mitsune Kyohei / スタイリスト:Kiyoshi Ikeda / ヘアメイク : Misaki Sugaya / フォトグラファー:Risa Nishimura ボディペイント:OLI / サウンドデザイン:Kazuya Oi Momo Hayashi / 空間デザイン:Soshi Nakamura / ディレクター:Ryuichiro Imae