EMAF TOKYO 2013 -Electronic Music of Art Festival Tokyo-

EMAF TOKYO 2013 -Electronic Music of Art Festival Tokyo-

 
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電子音響の新たな祭典、”EMAF TOKYO 2013″。
2daysに渡りリキッドルームにて開催決定!その全体像が明らかに!
 
東京を代表するライブハウスとしてジャンルにとらわれることなくエッジからスタンダードまでの幅広いラインナップで時代の流れをリードしてきたLIQUIDROOMにて、エレクトロニック・ミュージックを中心とした新しいフェスティヴァルが始まります!!!
 
90年代中期より様々なスタイルを内包しながら多様な変遷を辿りつつ、今も変わらずその表現の魅力を増しているエレクトロニック・アコースティック・ミュージック。LIQUIDROOMを舞台に2日間で開催される『EMAF TOKYO』は、そうした新鮮なサウンドを独自の個性をもって創り続ける国内外のアーティストたちにフォーカスを当てた新しい都市型音楽フェスティヴァルです。
 
LIQUIDROOM1階のメインフロアでは、シーンを切り開き牽引して来た国内外の注目のアーティストたちによる質の高いパフォーマンスが繰り広げられます。出演者は、電子音響の名門raster-notonのNo.1&2であるCarsten Nicolai&ByetoneによるスーパーユニットDiamond Versionと伊東篤宏によるパフォーマンス、ダブステップ~ジューク~ニューエイジなどなど現エレクトロニック・ミュージックの新潮流をムーヴメントへと押し上げてきた重要レーベル〈Planet μ〉を主催する鬼才μ-Ziqのパフォーマンス、world’s end girlfriend&KASHIWA Daisuke&TSUTSUI masatoによるworld’s end girlfriend & Another Alchemy、今年傑作アルバム『RV 8』は発表したAOKI takamasa、7月に3年半振りの超大作アルバムを発表したno.9はバンドセットno.9 orchestraでの出演、4月に傑作2ndアルバムを発表したmergrimはTHE MERGRIM GROUPとしてスペシャルセットで出演(以上、11月3日)
最先端の前衛音楽から誰もが口ずさめるポップ・ソングまでを包括する希代の音楽家であるヤン富田、10数年に渡り世界の電子音響で確固たる地位を築きつつ坂本龍一とのコラボレーションでも知られるFenneszは4年振りの来日ソロパフォーマンス、電グル~ソロと今もなお唯一無二のサウンドを表現するY.Sunahara(砂原良徳)、2012年に結成された環ROY×蓮沼執太×U-zhaanによる大注目の完全即興ヒップホップバンド、人気の米レーベルGHOSTLY INTERNATIONALから今年リリースされた最新アルバム『THE WAITING ROOM』が高い評価を受けるJeff Mcllwainによるソロ・プロジェクトLusineが3年振りに来日パフォーマンス、8月に傑作3rdアルバム『B A BEACON』を発表したばかりのFugenn & The White ElephantsはYousuke FuyamaとのAudio&Visualライブ、Inner ScienceはDJで出演します(以上、11月4日)。
 
 
またLIQUIDROOM2階のKATA及びLIQUID LOFTでは各日において新鋭レーベルやアーティストなどをフィーチャー、それぞれのキュレーションによる先鋭的なプログラムを展開します。具体的には東京を拠点に2005年から活動を続けるmoph recordsが11月3日(日)を、今年の七夕に3周年を迎えたオンラインレーベルの旗手Bunkai-Kei Recordsが11月4日(月/祝)を担当します。
 
これから始まる大いなる新たな可能性を秘めた2日間の音楽の祭典に是非ご期待ください!
 
 
 
2013/11/3(sun)
 
出演:
@LIQUIDROOM[1F]
Diamond Version (Carsten Nicolai&Byetone) + 伊東篤宏 / μ-Ziq (Planet μ) new! / world’s end girlfriend & Another Alchemy / AOKI takamasa / no.9 orchestra / THE MERGRIM GROUP / DJ Yogurt
 
@KATA & LIQUID LOFT[2F]
Programmed by moph records
Fragment / Vegpher / miaou / moshimoss / Yosi Horikawa / 34423 / mu h / qurea / Akisai new! / DJ 蟻 [SoniCouture Live DJ Set] (moph records) new! / lycoriscoris (moph records) new! / SARA AM (moph records) new! / Shotaro Hirata (moph records) new! / SUNNOVA (LOW HIGH WHO?) new! / Yuki Matsumura (Galle) new! / VJ Naoto Fushimi new! / VJ 石塚俊 new!
 
 
 
2013/11/4(mon)
 
出演:
@LIQUIDROOM[1F]
ヤン富田 new! / Y.Sunahara new! / Fennesz / Lusine / 環ROY×蓮沼執太×U-zhaan / Inner Science / Fugenn & The White Elephants x Yousuke Fuyama
 
@KATA & LIQUID LOFT[2F]
Programmed by Bunkai-Kei Records
Go-qualia / Nyolfen / Sokif / Yaporigami / ふんわりちゃん / Sane Masayuki / trorez / Junichi Akagawa new! / nanonum new! / Redcompass new! / sawako new! / Smany new! / Katsuhiro Chiba new! / shotahirama new! / Naohiro Yako new!
 
OPEN / START 16:00
ADV / DOOR前売券 4,500円/当日 5,500円(フライヤー持参 5,000円)、2日間通し券 8,000円
 
 
 
【アーティストプロフィール】
 
▶2013/11/3(sun)
 ▽LIQUIDROOM[1F]
 
■Diamond Version (Carsten Nicolai & Byetone) + 伊東篤宏
90年代後半よりポスト・テクノ~音響シーンをリードする電子音楽レーベルRaster-Notonの主宰者であるAlva NotoことCarsten NicolaiとByetoneことOlaf Benderが結成したユニット、Diamond Version。ユニークなコンセプトと独自のポップセンスを盛り込んだヘヴィーなインダストリアル・テクノサウンドと複数のスクリーンを用いた刺激的なヴィジュアルで展開するド迫力のライブパフォーマンスは、バルセロナのSonar(2012年、2013年)や日本のTaicoclub(2013年)をはじめとする様々なフェスティバルやDepeche Modeのツアーサポート公演など、世界中から称賛を浴びている。これまでにイギリスの老舗レーベルMUTEより12インチEP5枚をリリースし、2014年春には待望のフルアルバムをリリース予定。今回のライブは、Diamond Versionの強力なコラボレーターである、蛍光灯をギターのように操る自作楽器オプトロンの奏者、伊東篤弘をスペシャル・ゲストに迎えた編成でのパフォーマンスを披露する。
 
■μ-Ziq (Planet μ) new!
1971年生まれ、UKウィンブルドン出身、ロンドン拠点の〈Planet Mu〉を主宰する本名Michael Robert Paradinas (マイケル・ロバート・パラディナス) によるソロ・プロジェクト。80年代半ばよりキーボーディストとしていくつかのバンドを転々としながら自身の楽曲を作り始め、90年代初頭既に数々の名義で名を馳せたRichard D. JamesことAphex Twinの耳にとまり、当時のUKアンダーグランドの最左翼レーベル〈Rephlex〉から93年にデビュー・アルバム、94年にセカンドをリリース、たちまち話題となり95年に〈Virgin〉へと移籍、子会社として自身のレーベル〈Planet Mu〉を設立、99年までに〈Virgin〉や〈Universal〉といったメジャー傘下のレーベルから4枚のアルバム、また数多くの名義でも活動をし、Jake Slazenger 名義では〈WARP〉からアルバム、Aphex Twin とのコラボレーション・アルバム『Mike & Rich』(Rephlex)を立て続けにリリースするなど、90年代よりエレクトロニック・ミュージック・シーンにおいて不動の地位を築く。98年に本格的にレーベルを始動、IDM、ブレイクコア、グライム、ダブステップ、ジューク / フットワーク、時代の流れと共振しながらオルタナティブなダンス・ミュージックを中心にリリースを重ね、近年ではチルウェイヴ、インディ・ダンスといったロック・シーンへのアプローチもみせるなど、A&Rとしても遺憾なくその才能を発揮。今年にはμ-Ziq生誕20周年記念として初期の未発表音源を集めたコンピレーション『Somerset Avenue Tracks (1992-1995) 』、そして6年ぶりとなる最新作『Chewed Corners』を発表。レーベル・ディレクターとして15年、アーティストとして20年、 常にシーンのパイオニアであり続ける、未だその勢いは衰えること知らない。
 
■world’s end girlfriend & Another Alchemy
1975年11月1日 長崎県、かつて多くの隠れキリシタン達が潜伏した島「五島列島」に生まれ、10歳の時聴いたベートーヴェンに衝撃を受け音楽/作曲をはじめる。2000年デビュー。アジア、EU、USツアーなどを行い。イギリス『All Tomorrow’s Parties』、スペイン『Sonar Festival』など各国のフェスにも出演。映画「空気人形」の音楽を担当し2009年カンヌ映画祭でも絶賛され世界中で公開された。2010年には濃厚なラインナップを率いて『Virgin Babylon Records』を設立し「SEVEN IDIOTS」をワールドワイドリリース。圧倒的世界観を提示しつづけている。Another Alchemy編成はKASHIWA Daisukeをサポートに迎えたPCメインのライブセット。
 
■AOKI takamasa
1976年生まれ、大阪府出身。自身にとってのファースト・アルバム「SILICOM」をリリースして以来、自らの方法論を常に冷静に見つめ続け、独自の音楽表現の領域を力強く押し拡げる気鋭のアーティスト。2004年~2011年はヨーロッパに拠点に制作活動、世界各国でのライブ活動を行い、国際的に非常に高い評価を受けている。2011年に帰国し、現在は大阪在住。これまでにPROGRESSIVE FOrM、op.disc、fatcat、raster-noton、commmons等、国内外の人気レーベルからのソロ作品や、過去には高木正勝とのユニットSILICOM、Tujiko Norikoとのコラボレーション・アルバムもリリース。また、坂本龍一、半野喜弘、サカナクション等のリミックスやエンジニアとしてBUN / Fumitake Tamuraらのミックスも手掛けている。音楽活動の他、写真家としても精力的に活動中。また、2013年よりグラフィックデザイナーMAAとのハイブリッドデザインプロジェクト 『A.M.』を始動。
 
■no.9 orchestra
「音と共に暮らす」をテーマに、日々の暮らしに寄り添う、豊かでメロディアスな楽曲を生み出す作曲家・城隆之のソロプロジェクトno.9(ナンバーナイン)のライブセットとして2007年に結成。90年代初頭から音楽活動を開始したno.9名義では、エレクトリックとアコースティックの融合による独特な楽曲で、感情と情景豊かな7枚のフルアルバム作品をリリースするほか、様々なコンピレーションやリミックス作品に参加。no.9 orchestraでは、no.9の音楽にギターやドラム、ヴァイオリンやピアノといったフィジカルな音楽性が加味され、フルオーケストラを想起させる壮大なライブパフォーマンスを披露。ライブ会場を包む圧倒的な存在感で、多くのファンを魅了し続けている。2013年7月に発表した最新作 [ The History of the Day ]を引っさげて、音楽との日々の集大成ともいえる壮大な記録をLiquid roomで披露する。
 
■THE MERGRIM GROUP
兵庫県宝塚市出身。東京を中心に活動する音楽家、光森貴久によるソロプロジェクト。1998年よりバンドなどを経て2004年より現在のスタイルでのキャリアをスタート。2006年に有志と電子音楽のレーベルmoph recordsを設立。2008年、レーベルメイトとのUnit、mophONEの1stAlbum『plug』を発売。mergrim名義では2011年1月に1stソロアルバム『Invisible Landscape…』をリリース。精力的にライブを行い、Dommune、PROGRESSIVE FOrM 10th@liquidroom、Flyrec 10th、渋響、BUNKAI-KEI SHOWCASE@WOMBなど電子音楽重要パーティに参加。YMOのカバー集[YMO REWAKE]に楽曲提供。同年11月にはmasato tsutsui, kazuyamatsumotoと共に3都市に及ぶ単独中国ツアーも成功させる。2012年4月、電子音楽最高峰のフェスの一つ、SónarSound Tokyo 2012に出演。6月には大阪、神戸、千葉の初国内ツアー、9月よりベルリン、ミュンヘン、ロッテルダムなどヨーロッパツアーも成功に収めた。11月、Ametsub、agraph、miaou、cokiyu、DJ Sodeyamaなどによるリミックス盤と打楽器奏者Kazuya Matsumotoと行った様々な公演をマルチコンパイルしたLIVE盤との2枚組のアルバム『Intersect Landscape…』を発売。2013年1月、ベルリンのLebensFreude RecordsとのコラボレーションEPを1月にリリース。そして4月14日、電子音楽レーベルの名門PROGRESSIVE FOrMとmoph recordsの共同により2ndフルアルバム『Hyper Fleeting Vision』をリリース。いずれの活動も聴覚より五感へと紡ぎ、記憶に繋がる様に実験、実践を繰り返している。
 
■DJ Yogurt
今は無きCISCO TECHNO SHOPでバイヤー勤務しながらDJを始め、98年には音楽制作ユニット Upsetsと自身のレーベル Upset Recを始動。以後現在に至る15年間に渡ってTechno~HouseからDUB、Ambient、Electronica等など幅広い作風の楽曲のレコードやCD、MIXCDのリリースを毎年おこなっている他に、 NABOWA等のJAM BANDや、曽我部恵一等の楽曲のダンスリミックスもおこない、リミックスが収録された12inchは全て完売して中古価格が高騰中のものも。
出演イベントはアンダーグラウンドな小箱でのpartyから、 大会場でのフェスまで多岐に渡り、2010年はエレクトラグライド@幕張メッセに、2011年はSONAR JAPAN等のビッグフェスにも招聘され、2010年から2012年にかけて3年連続でFUJI ROCK FESにも出演。様々なジャンルの音楽性を交錯させた選曲で、毎週のように日本各地の音楽好き、踊り好きが集まるパーティーでDJをおこなっている。
 
 
▽KATA & LIQUID LOFT[2F]
 
■Fragment
kussyとdeiiによるトラックメイカーデュオ。レーベル「術ノ穴」主宰。ヒップホップを根底に様々な音楽要素を自由な発想で還元し、独自の音を生み出す。ジャンルレスなアーティストへのプロデュース・Remix(やくしまるえつこ、私立恵比寿中学、DEXPISTOLS、LEO今井 etc..)をはじめ、2007年ワールドカップバレーのCM音楽や映画音楽を製作するなどクロスオーバーな活動を展開。環ROYとの共作盤「MAD POP」(2008年)、2ndアルバム『vital signs』(2010年)は数々の有力媒体でベストディスクに選出され、シーンに強烈なインパクトを与えた。Liveでは2台のサンプラーとPCを用いて『FUJI ROCK FESTIVAL ‘13』『SonarSound TOKYO』『FREEDOMMUNE 0』『GUNMA ROCK FES』『りんご音楽祭』など大型フェスからクラブ・ライブハウスなど場所を問わず出演。2013年1/25 通算6枚目の作品『感覚として。+ ササクレ』をリリース。自身が主催するfes『ササクレフェス』をはじめ様々なプロジェクトが控えている。
 
■Vegpher
FilFla、FourColorなどでも活動するサウンドアーティスト/コンポーザー杉本 佳一によるハイブリッドなビートミュージックプロジェクト「Vegpher」。リズムのインパクトと快楽的な低音のシークエンスに主眼を置いた空間的でバウ ンシーなダンスミュージックを志向する。昨年リリースされたデビューアルバム『Play』ではマスタリングエンジニアに ヨーロッパテクノ界の要人Mokiraことアンドレアス・ティリアンダーを起用。また、MV制作においてはモーショングラフィック界のカリスマtakcomを迎えるな どラジカルなコラボレーションを実現している。杉本の作品はそれぞれのサウンドプロジェクトにおいて、ニューヨークの 「12k」、「apestaartje」、ドイツ「TOM LAB」、日本の「HEADZ」など国内外の 音楽レーベルから多数リリースされており、なかでもFourColorとしての作品 「watter mirror」が英『THE WIRE』誌ベスト・エレクトロニカ・アルバムに選 出されるなど、海外での評価は非常に高い。これまでにヨーロッパ各国をはじめアジア、オーストラリア、北米・カナダでラ イブパフォーマンスを行うなどグローバルな活動を続けている。また、数多くの映画/映像、演劇、エキシビジョンへの楽曲提供・制作、 CM/web/企業VPのような広告音楽を手掛ける中、2004年カンヌ映画祭では宮崎 淳監督による「FRONTIER」が監督週間おいて「若い視点賞」、2006年フランス・ エクスアンプロヴァンス映画祭ではドイツ人監督TimoKatzによる「Whirr」が 「オリジナル映画音楽部門賞」を受賞するなど実績も残している。
 
■miaou
1999年に神奈川にて浜崎、長谷川姉妹により結成。toeの美濃氏をエンジニアに迎え制作された3枚のアルバムにより注目を集める。2005年よりバンド主宰のレーベルTeto Recordsを立ち上げ、海外バンドのリリースや来日ツアーの企画、カセットリリース等さまざまな活動を展開。数多くの海外バンドとの共演のほか、イギリス、アイルランド、中国、香港、台湾といった海外公演も行っている。その独自のメロディセンスと憂いを帯びたサウンドは、国内外問わずインストゥルメンタル・シーンにおいても高い評価を得ている。2011年に4作目となる最新アルバム『the day will come before long』をリリース。ゲストヴォーカルを迎えた本作で新たな方向性を提示し、リリースパーティーをプラネタリウムで開催したことでも話題となる。翌2012年に初のリミックスアルバム『the night will come before long』を、さらに今年7月にはギリシャのSound In Silenceより最新作”Bring The Lights EP”をリリースしている。
 
■moshimoss
1979年 山梨県生まれ。音楽家・イラストレーター。山梨の音楽レーベル、Neguse Groupを主催し、Kosuke Anamizu名義で、ドイツのTraumからProcessとのスプリットEPや、mule electronicからリリースした、ミニマルハウス・ダブなどの作品で知られる。2010年、サンフランシスコを拠点とするdynamophone recordsより「Hidden Tape No.66」をリリース。2011年には、L.E.D. feat. 原田郁子の「I’ll」のRemix EPにリミキサーとして参加、Cokiyu や Geskia などのアーティストを始め、リミックスワークも多数手がける。2012年には moshimoss として Fujirock Festival’12 への出演を果たした。2013年5月22日、全世界が待望した新作「endless endings」をリリース。今秋、Preghost名義でn5MDよりリリース予定。
 
■Yosi Horikawa
イギリスのFirst Word Records, フランスのEklektik Records所属。環境音や日常にある物音など非楽音を録音・編集し、楽曲を構築していくスタイルで活動を展開中。2009年に発表した初のEP “Touch” が仏国営ラジオ局 Radio France ( France Inter ) にピックアップされるなど評判を呼び、直後にはJay Scarlett監修のコンピレーションに参加。2010年には仏 Trouville で開催されるムービーフェスティバル “Off Courts” に招へいされ、自身のミュージックビデオや映画音楽の制作に関わるなど、多方面で活動。2011年、Red Bull Music Academyに選出され、Dorian Concept や Anenon, Jasse Boykins III 等とのセッションを重ねる。また、2012年にはバルセロナで開催されているフェスティバルSónarに参加。LAの著名なマガジンサイトXLR8RにてライブパフォーマンスがBig Winnerに選出されるなど各方面から賞賛される。また同月、KidkanevilやSouleance等の所属するイギリスのレーベルFIrst Word RecordsからEP”Wandering”をリリース。Ninja TuneのDj FoodやBonoboなどから絶賛の声が届く。2012年11月、Tiger Beerが主宰するアートフェスティバル”Tiger Translate”に招へいされる。開催地ニュージーランドでのライブパフォーマンス、映像作家Tom Gouldとの共作により、現地で録音した音源と撮影した映像のみでミュージックビデオを制作。世界中の都市に存在するウェブマガジンTime Out誌の東京版においてEP”Wandering”が2012年のベストアルバムに選出される。2013年には、Jesse Boykins III, Anenon, Grayson Gilmourとの共作のEPをリリース。また、XLR8Rに2013年注目すべきアーティスト10人に選出される。2013年6月には初のフルアルバムのリリース、7月にはアジアツアー、8月からはヨーロッパツアーを予定。リトアニア・ポーランド・ポルトガル・イギリス・フランス・ベトナム・フィリピンなど海外でのフェスティバル・ライブも多数予定。
 
■34423
miyoshi fumi、愛媛県出身、東京都在住。サウンドアーティスト。幼少より録音機器や楽器にふれ、音創りと空想が生活の一部となる。 切り取られた日常はサウンドコラージュによって独自のリズムを構築し、電子音に混ざり合い、より空間の広がりと物語を想像させる。 また、ノイズや音響的な側面から生まれる音の偶然性を必然のアプローチに変化させ、有機的に表現している。 容姿と相対する硬派なサウンドと鮮烈なヴィジュアルイメージで注目を集め、過去7枚の作品発表。 世界的な女性電子音楽家cokiyuの“Your Thorn” REMIX CONTESTでの、最優秀賞作品選出や映画への楽曲提供、コーネリアスのサウンド・プログラマ、美島豊明のユニットの楽曲リミックス、 最近では、アルバム作品をモチーフにしたアートディレクターYU-KA TANAKAとの”音と立体”のライブパフォーマンスなどジャンルレスな活動も各方面から話題となっている。2013年7.17待望の世界デビュー盤”Tough and Tender”をリリース。
 
■mu h
2009年にDJとしてのキャリアをスタート。東京を中心にDJ、オーガナイザーとして活動している。ラップトップを用いたDJスタイルにて電子音楽を中心に雑多なジャンルから独自の世界観に音を落とし込み、どこか儚げな世界に繰り返しと意外性を演出する。オーガナイザーとしても、異なる側面から電子音楽を切り出し『mute』『ask!』などのパーティーが現在進行形で展開されている。2012年6月よりmoph recordsに加入し、さらなる活躍が期待される。
 
■qurea
98年よりclick,minimal techno DJとして関西にて毎週4年に渡りUSEN放送でのmixshow放送、様々なパーティーのレジデントDJとして活躍し数々の海外アーティストと共演、フロントアクトを務める。06年より活動の拠点を東京に移しmie kashiwagiより変名しquestion+creationを掲げソロ・プロジェクトを開始。幾つかのレギュラーイベントを経て近年はWebクリエ イティブイベントdotFesにてインスタレーションとのコラボレーション、O’Reilly Japan主催MAKE:Tokyo Meetingにて磁性流体ビジュアライザ+PICnomeとのライヴインスタレーションなど多方面とのコラボレーション制作に参加。プレイスタイルにelectronicaを加え、渋谷FMのRedbull music academyにてDJ mix放送、CBCNET主催デザイン&アート・カンファレンスイベントAPMT、TokyoMaxUsersGroupによるTMUG、ネットレーベル Bunkai-kei RecordsのOut of Dots、WWW presents ”Ryoji Ikeda×Jeff Mills”、渋響@長野県渋温泉郷にDJ出演する。composerとしてMEN’S Precious年間誌面企画iPhone app、AR三兄弟製作総指揮次世代エンターテインメントへの楽曲提供、34423 (miyoshi fumi)とのlaptop processing/電子工学による実験的アプローチユニット「mimimi」での『ProjectedScape』国立天文台4次元デジタル宇宙プロ ジェクト(4D2Uプロジェクト)映像へ楽曲提供など活動の場は多岐に渡る。
 
■Akisai new!
中家紘一と鈴木要による映像 / 音響プロジェクト。個々の活動と平行して、自由で実験的な作品制作の場として活動を開始し、不定期に作品を発表する。実写・グラフィックを重ね合わせた抽象的ながらも多彩なビジュアルイメージと、アコースティックから電子音楽まで広がる独自の音楽性を多様な楽器・プログラミングで構築するサウンドイメージを融合した、ジャンルの枠を超えた作品展開を続けている。近年では、即興性や空間演出等を重視したパフォーマンス的要素を取り入れた新たな表現の形を模索し、多方面でのアーティストや空間と関わりながら活動の幅を広げている。
 
■DJ 蟻 [SoniCouture Live DJ Set] (moph records) new!
moph records所属。90年代中頃より大阪でDJ活動を開始。2001年から東京に拠点を移し、2006年に黎明期のmoph recordsに加入。Plaid, Ulrich Schnauss, i am robot and proud, Ian O’brien, Claude Young Jr., TM404/Andreas Tilliander,竹村延和, dot i/o(mito from clammbon)など国内外の様々なアーティストと共演している。世界的にみても珍しいElectronicaを中心にDJ PLAYし、原曲に捉われない独自の解釈でジャンルを超えて音を紡いでいく。暖かさ&硬さ、柔剛織り交ぜた音の空間を作り上げ、その独特の世界観には定評がある。2013年春、ノベルティながらPROGRESSIVE FOrMから初の公式DJ MIX『A Young Person’s Guide to PROGRESSIVE FOrM 2013』を発表。屋内・野外でのDJ活動の傍らインタビュー等の音楽ライティングも行っており、その多彩な活動に期待されている。今回は温泉チルアウト・アートFES 渋響でも大好評を博した5台以上のCDJを同時に使用する即興パフォーマンス”SoniCouture LIVE DJ SET”にて出演。
 
■lycoriscoris (moph records) new!
東京を中心に活動する音楽家。幼少の頃より楽器に触れて育ち、バンド活動を経て2009年頃より本格的に電子音楽の制作を始める。 2011年11月11日にmoph recordsより1stアルバム「from beyond the horizon」をリリース。 ラップトップスタイルやバンドセットなど様々なスタイルでのライブパフォーマンスを行い、 これまでに「DOMMUNE」や「PROGRESSIVE FOrM showcase 2011」、「moph records showcase 2011」、涼音堂主宰「渋響」などのイベントに出演。2012年8月には中国ツアーを行い成功を収める。 デジタル機材を使いながらもオーガニックな音作りを心がけ、感覚を喚起させる音楽をテーマに楽曲制作を行なう。
 
■SARA AM (moph records) new!
1979年生まれ、東京在住。不思議な昂揚感と官能性を好むDJ、トラックメイカー。ターンテーブルノイズ・リアルタイムサンプル・ダブバンド・ビートミュージックを起点とし、現在は新たな領域でストイックに楽曲制作。2013年夏にmoph recordsより自身名義初となるリリースを予定。
 
■Shotaro Hirata (moph records) new!
長崎県出身、東京都在住のトラックメーカー。16歳よりバンド活動をはじめ、大学で現代美術を学んだ後、2002年頃よりコンピュータベースでの楽 曲制作を開始。Dance And Media JapanやNestなどの総合舞台芸術集団に音響担当として参加。2005年、moph recordの立ち上げに参画。以降、都内クラブで精力的にライブを行っている。またソロ以外では、mergrim、 zariganicurryとのユニット”mophONE”、fredricsonとのユニット”ELVS”としても活動し、リミックスやコラボレーショ ン、音響ソフトウェアのプログラミングの提供も行っている。
 
■SUNNOVA (LOW HIGH WHO?) new!
東京を拠点に活動するトラックメーカー。2010年より活動を開始。2011年にLibra records,LOW HIGH WHO?,術ノ穴などのレーベルに楽曲提供し、並行して様々なバンドのRemixを手掛ける。2012年からライブ活動を本格的に開始し、都内を中心に数多くのイベントに出演。同年、LOW HIGH WHO?からUSOWA from SIMI LAB,AIR BOURYOKU CLUB等を客演に迎え1st Album”Flip Stoner”をリリース。2013年8月にFOGPAKに楽曲提供。秋にはMAD-HOP recordsからEP”#Clouded”をリリースを控える。
 
■Yuki Matsumura (Galle) new!
高知県生まれ、現在東京都在住。 緻密にフィールドレコーディングされた高解像度な音素材をコンピューターに取り 込み、シンセサイザーによる電子音と共に徹底的に加工 / 編集された楽曲群は、音 と音楽の境界線を取払い、音楽というより「音」そのものを主とし、一つの聴覚作 品として提示する。
 
■Naoto Fushimi new!
2010年末からVJとしての活動をスタート。Max/MSP Jitter などの製作環境を用いての映像プログラムを展開し、音と映像の同期によるインタラクティブな演出を模索中。また、2012年には、国内エレクトロニカレーベル”PROGRESSIVE FOrM”からリリースされたNyolfenのMV製作や、Perfume grobal siteのJitter枠での映像制作、パッチ提供なども行う。
 
■石塚俊 new!
早稲田大学にて演劇と映像学を専攻。在学中よりファッションブランド「TOKYO RIPPER」への参加や、グラフィックデザインに取り組む。映像表現では、音楽や演劇、コンテンポラリーダンスなどの分野で先鋭的なアーティストとの共 同作業を行っている。エラーやノイズを取り入れた特殊な機材を編成し、ミクロとマクロを横断する幾何学・抽象的な視覚像が特徴。
 
 
▶2013/11/4(mon)
 ▽LIQUIDROOM[1F]
 
■ヤン富田 new!
最先端の前衛音楽から誰もが口ずさめるポップ・ソングまでを包括する希代の音楽家。音楽業界を中心に絶大なるフリークス(熱烈な支持者)を国内外に有する。音楽の研究機関、オーディオ・サイエンス・ラボを主宰する。近年では、日本科学未来館/1F シンボルゾーン ( お台場)、原美術館/ 中庭 ( 品川)、潟博物館/ 展望ホール ( 新潟) 等、特別な空間に於いて「ヤン富田コンサート」が開催された。近作に作品集「YANN TOMITA A.S.L. SPACE AGENCY」( 写真集、エッセイ、ライブ・ドキュメンタリーCDx2 からなる書籍と、宇宙服のパジャマ、T- シャツ、キャップ、トランク・ケースのセット、TOKYO CULTUART by BEAMS 刊) がある。
 
■Y.Sunahara new!
1969年9月13日生まれ。北海道出身。電気グルーヴに91年に加入し、99年に脱退。電気グルーヴの活動と平行して行っていたソロ活動では、95年にアルバム『Crossover』、98年にはアルバム『TAKE OFF AND LANDING』、アルバム『THE SOUND OF ‘70s』を2枚連続リリース。01年に電気グルーヴ脱退後初となるアルバム『LOVEBEAT』をリリース。02年には幕張メッセで行われたフェスティバル“ELECTRAGRIDE”でキャリア初となるソロライブを披露。その他にもACOのシングル「悦びに咲く花」、映画「ピンポン」の主題歌となったスーパーカーのシングル「YUMEGIWA LAST BOY」などのプロデュースや数多くのCM音楽などをを手掛ける。09年夏には映画「ノーボーイズ、ノークライ」(主演:妻夫木聡/ハ・ジョンウ)のサウンドトラック『No Boys, No Cry Original Sound Track』をリリース。2010年4月には元スーパーカーのいしわたり淳治とのユニット<いしわたり淳治&砂原良徳>を結成し、相対性理論のやくしまるえつこをボーカリストに迎えてシングル「神様のいうとおり」をリリース。7月にはソロ名義のシングル「subliminal」をリリースし、2011年4月には10年振りのオリジナルアルバム「liminal」をリリースした。
 
■Fennesz
オーストリア、ウィーンのアヴァン・ロック/ポスト・テクノ・シーンから頭角を現し、同地を拠点とするラジカルな電子音響レーベルMEGOから一連のソロ作をリリース、ラップトップ・コンピュータを駆使した90年代後半のエレクトロニカの展開の中で一躍注目を集める。名声を決定的にしたのは、2001年に発表した『エンドレス・サマー』。ラップトップ・ミュージックの世界に新たな地平を切り拓いた決定的名盤であり、センチメンタルなギターの旋律を大々的にフィーチャーした優美で繊細なそのサウンドは、電子音楽というジャンルを超えた世界的な脚光を浴び、ゼロ年代のシーンに甚大な影響を与えることになった。日本での人気も非常に高く、初来日の際の演奏が『ライヴ・イン・ジャパン』としてアルバム化されている。2004年に『Venice』、2007年には、坂本龍一とのコラボレーション作品fennesz +sakamoto 『cendre』を発表。2008年、坂本龍一とのヨーロッパのライブを積極的に行うとともに、同年6月にはYellow Magic Orchestraのヨーロッパ公演にサポート・メンバーとして参加し話題となる。また通算5枚目となる最新ソロ・アルバム『Black Sea』を発表。2011年、fennesz +sakamotoによる第二弾アルバム『flumina』を発表。ジム・オルークとピーター・レーバーグによるトリオFenn O’Bergとしての活動でも有名である。
 
■Lusine
90年代の後半から、さりげなくポップ色のあるシネマチックなエレクトロニックミュージックを創出し続けて過去にIsophlux、U-Cover、HymenといったIDM/音響系の名レーベルから作品を発表してきたシアトル在住のアーティストJeff McIlwainによるソロ・プロジェクト。デトロイト・テクノとUKの初期インテリジェント・テクノの影響を受けて制作を始めたプロダクションは、メランコリックでメロディックなダウンビート・テクノとでも呼ぶべき独自のサウンドを生みだした。1998年よりCalArtsで20世紀エレクトロニックミュージックとサウンドデザインと映画を専行、そこでShad Scottと出会い、1999年、L’usine名義でファースト・アルバム『L’usine』を Isophluxよりリリース。その後『A Pseudo Steady State』『Coalition 2000』(U-Cover)、『Condensed』(Hymen)などをリリースしたのち、デトロイトを拠点とするレーベルGhostly Internationalに移籍し、『Serial Hodgepodge』(04年)、『Podgelism』(07年:REMIXアルバム)、『A Certain Distance』(09年)等次々と傑作を発表。そして2013年、収録曲の半分はヴォーカリストをフィーチャーし楽曲によりエモーショナルな雰囲気を加味、エレクトロニカ~テクノを自由自在に横断し、ロック、ハウス、ソウル・ミュージックをも飲み込む職人による緊張感と適度なポップさが見事に同居したビート・ミュージックの傑作と評される3年振り待望のニュー・アルバム『The Waiting Room』を発表。
 
■環ROY×蓮沼執太×U-zhaan
2012年に結成された完全即興ヒップホップバンド。シンセサイザーとタブラという稀な組み合わせの即興演奏で作られるヒップホップ風味のトラックにフリースタイルラップを乗せるスタイルは(たぶん)世界初。もし他にいたら友達になりたいので連絡下さい。全編即興のため、ラッパーである環ROYの負担が極端に大きいユニット。バンド名は「環蓮湯」と略すと銭湯感が出て良い。
 
 
■Inner Science
西村尚美によるソロ・ユニット。浸透するように透明できらびやかな音色とメロディー、そこに拮抗する振り幅の広いリズム隊を操り、エレクトロニック・ ミュージックの範疇ではありつつも、その中のどのジャンルにも収まる意思を見せないカラフルでエモーショナルな世界観の楽曲を産み出す。それらの素材をリアルタイムにエディット&ダブ・ミックスするスタイルでのライブと、自身の音楽観を派生/拡大解釈した様々なソースを大胆に紡ぐDJプレイには定評があり、いわゆるクラブ、ライブハウスの現場だけに留まらず、メディア・アート系イベントから野外パーティーまで、昼夜を問わず様々な場面で様々なタイプのクラウドを唸らせている。2011年1月にアルバム『Elegant Confections』をOriginal ver.とAmbient ver.の二枚組仕様でリリース。最新リリースは12inch Analog『Silent Awaking e.p.』。
 
■Fugenn & The White Elephants
Shuji Saitoによるソロプロジェクト。疾走感溢れるビートと美しいメロディーを混在させた楽曲を得意とする電子音楽家。2004年よりトラックメーカー兼DJとして活動を開始。2008年よりFugenn & The White Elephants名義でSymbolic interactionやKoenParkのリミックス他国内外の多くのプロジェクトに参加、2011年2月10日発売となるPleq「Good Night Two」に参加する。そして同4月15日にPROGRESSIVE FOrMより1stフルアルバム「an4rm」をリリース、「Narcissus」「Phonex」という2楽曲のPVと共に大きな好評と非常に高い評価を得ている。また8月にはYMOのカバーアルバム『YMO REWAKE』、2012年1月発売の『坂本龍一トリビュート』、また4月発売の『ジョビン・トリビュート』に楽曲を提供するなど、活動を幅を着実に広げ、更なる注目を集めている逸材である。4月22日にはSonarSound Tokyo 2012に出演。そして2012年5月5日、スマッシュヒットを記録した傑作2ndアルバム『Prays』をリリース、2012年6月21日、初期音源集 『Archetype-Zero』をリリース。その他「docomo AQUOS PHONE EX SH-04E」「NOTTV サムライ篇」「mobage」等数多くのTVCMも手がけている。そして2013年8月8日、待望の4thアルバム『B A BEACON』をリリースする。
 
■Yousuke Fuyama
プログラミングによる作品創作や即興演奏を学び、音響、映像、グラフィック、インスタレーションなど多岐に渡る活動を展開。主にインターフェースとプログラムを用いたデータの相互変換による表現を追求する。 LAPTOPBATTLE TOKYO Vol.4 (2008) にて優勝、その他FUTURA、Sonic Art Project、ヨコハマ国際映像祭2009、DPG、soundfollies、SonarSoundTokyo2011,2012連続出場、ニュージーランドで開催されたalienate/demonstrate/edit展(2012)でのインスタレーション展示とライヴ公演への参加、オランダで開催されたサウンドアートフェスティヴァルSONICACTS2013へのライヴ出演、韓国で開催されるSeoul International Computer Music Festival2013への招聘等、国内外のフェスティヴァル、エキシビジョン、イベントでの作品発表やライヴパフォーマンスを多数行っている。2011年、カセットレーベルSLUDGE-TAPESや音響系レーベルTTLから音響作品をリリース。 2011年から2013年にかけてHz-record, PROGRESSIVE FOrM, Mozart Kindといった国内外の主要レーベルからミュージックビデオをリリース。 WombLounge / RUBYROOM WORKSHOP for CREATORにてMax/MSP,Jitterのレクチャーを担当、インタラクティヴシステムのデザインやデバイス制作、映像演出や、教育研究機関での技術支援などを行っている。
 
 
▽KATA & LIQUID LOFT[2F]
 
■Go-qualia
新鋭ネットレーベル「分解系レコーズ」を主宰し、その他多くのネットレーベルから楽曲/リミックスを発表。ニコニコ動画などではアニメの音声だけを抽出し音楽として再構築した「○○の声だけで」シリーズなどがある。楽曲の持つ美しさとある種のPOPさには定評があり、オンライン上にはすでに多くのファンがついている。アニメ・ゲーム等の現代を彩る文化を素材に分解、再構築し新たなエレクトロニック・ミュージックの可能性に迫る。PROGRESSIVE FOrMよりリリースされた、Pleq『Good Night Two』や、スクウェア・エニックスの人気ゲーム“ニーア”トリビュートアルバムCD『NieR Tribute Album-echo-』等にリミキサーとしての参加を経て、2011年12月にはVirgin Babylon Recordsより”魔法少女”をテーマとした初のCDアルバム作品『Puella Magi』を発売。2012年にはSonarSoundTokyo2012への出演を果たす。
 
■Nyolfen
都内を中心に2006年から本格的にライブ活動を開始。electronica, minimal, experimentalからピアノ曲まで等幅広い楽曲を制作。2009年、Sound&Recording誌のKen Ishiiリミックス・コンテストで佳作を受賞。2010年5月にDenryoku Labelから2ndアルバム『As the earth dances』をリリース、タワーレコード渋谷店J-Indiesランキングにチャートインし、大々的にコーナー展開が行われ一躍脚光を浴びる。2011年6月にはBunkai-Kei recordsからコンセプトEP『fourpoles』をリリースし、 国内外で高い評価を得た。そして2012年には、7月に3rdアルバム『Pulse』をPROGRESSIVE FOrMよりリリース、11月にDenryoku Labelから『Eclipse EP』をリリース、同月Bunkai-Kei records × Intel Gridplayとのコラボレーション企画において楽曲提供を行う等、一層活躍の幅を広げている。
 
■Sokif
2011年2月、Revirthは再始動第一弾となるアーティスト、Sokifのアルバム”your voice”をリリースする。それは、薄靄の向こうから響く、儚くも強靱なメロディ。聞けば聞くほど心の深部へ響く音楽。SokifはNirvanaに衝撃を受け、高校時代バンド活動を開始。作曲を始める。大学に進学後J.S.Bach/C.Debussyなどクラシック音楽に興味を持ち、その流れからG.ligeti/Morton.Feldman/Luc.Ferrariなどに傾倒して行き、現代音楽の作曲を行うようになる。しかし、より自由で刺激的な場所を求め、2007年よりSokif 名義にて電子音楽の制作を始め、その後、ヨーロッパでのライブを行う。また、甲田益也子(dip in the pool)、甲斐田祐輔(映画監督)、Numb(音楽家/Revirth主宰)等と共に開催した、朗読舞台&映像&音楽によるイベント『a day in the life(春の航海前夜)(2011年2月27日@Vacant )』で、音楽と演奏を担当し、その楽曲を再構成し、「人生の断片を8つの音で表現した美しく、そして聴く程に深部を揺らす音物語」“A life in the exist”を2011 年9 月にリリースした。その制作活動は、Web、CM、劇判などにも及んでいる。
記録し映像作家を中心に世界的に大きな話題となる。
 
■Yaporigami
日本と英国を拠点に活動する電子音楽家”Yu Miyashita”によるビートミュージックプロジェクト。2006年 1stアルバム『XIII』 のリリース以来、現在までにフィジカル/デジタル両媒体を含め計9作品をリリース。ノイズ、グリッチなどの音色を駆使したダークミニマル/マイクロハウスといったクラブ・ミュージックとパンクの様な過激さを兼ね備えた硬質な電子音響作品を制作している。電刃、BRDG、OUT OF DOTS、IdleMoments等の国内主要イベントや、Overkill、Loop FestivalといったUKイベントに加え、ドイツ、アイスランド等国内外で精力的なライブ活動を行っている。2012年2月『Jade Fib』(+MUS)より制作されたミュージックビデオ”PLMS_IV_D (SyncBody)”が現時点で100,000再生を記録し映像作家を中心に世界的に大きな話題となる。
 
■ふんわりちゃん
2012年に突如として現れた、Dr.ミズノとメカニックPhasma&NOEL-KITを擁するまだ色々秘密系ガール。現在までに「ふんわりちゃんと一緒!」「ふんわりちゃんと四角いやつ!」「ふんわり研究所」という3枚のEPをリリースし、いずれも全て完売。今夏には豪華ゲスト陣が参加した1stアルバム「LVZ」をリリース。各所で人々をふんわりさせているとかいないとか。
 
■Sane Masayuki
2007年より活動を始めたmasayuki kanekoによるプロジェクト。季節の移り目に感じる匂いや空気の感触など、日常との繋がりを意識した作曲を行う。都内を中心にさまざまな場所で演奏を重ね、2010年8月にBunkai-kei Recordsより1st
EP「myrtle」をリリースし、2012年8月には同じくBunkai-kei RecordsのSummerscape Compilationに参加している。
 
■trorez
サウンドクリエイター。マイクロサンプリング、フィールドレコーディングされた音源をコンピュータ上で分解、変形、再構築、ランダマイズ。独自にプログラミングされた音響処理によって様々な音楽にコンパイルする。
 
■Junichi Akagawa new!
1985年生まれ。音と映像を扱うアーティスト。2010年から2013年までベルリンに拠点を置き、ヨーロッパのオーディオビジュアルシーンにて積極的に活動、シアターや美術館、多くの音楽フェスティバルで作品を発表する。近年はコンピュータによって生成される純粋なデジタルデータと自然の複雑さの混在に注目し、2012年には体の動きと音と映像の関係に焦点を当てたダンス作品『Figure』をコンテンポラリーダンサー多田汐里とともに制作、発表する。音楽家としてはPROGRESSIVE FOrMのコンピレーションアルバム“Forma 3.10″へ参加、2012年Hz-Recordsより2枚のEPをリリース。また他の音楽家のミュージックビデオ制作等幅広く活動する。聴覚と視覚を完全にリンクさせることによって、ただ聞いたり見るものではなく、体感する作品を制作している。
 
■nanonum new!
made with js、Max/MSP, Reaktorによるglitch, granularノイズとClaviaシンセサイザーやMachinedrum等のハードウェアによるシンセサイズされたサウンドを変拍子とポリリズムで掻き回しながら作られたビートに載せトラックメイキングを行う。過去の参加作品は文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品を受賞した分解系レコーズ / Creative Commands Compilation Data、海外で活躍するcoppe’のCD / USB作品、女性電子音楽家cokiyuとのコラボレーションなど。長期に渡る制作期間を経て2013年、+MUSより1st EP “NNNMNMNL”をリリース。楽曲提供やリミックスなども控えている。
 
■Redcompass new!
コンピレーション企画”FOGPAK”主宰。2012年1月よりDJとしての活動を始める。過去にササクレフェスティバル、IdleMomentsなどの大型イベントや、Dean aka Funk Bast*rd、Sweatson Klank aka Takeなどの来日公演に出演。魔術をキーワードとした選曲で、Beats~Bass~Jersey Club~Trap~Dreamwave~Jukeなど様々なジャンルをiPadで乗りこなす、タッチパッドDJ世代のデジタルネイティブである。自身の主宰する企画”FOGPAK”では、各回ごとに参加者にテーマを与え、そのテーマから連想された音像をコンピレーションとして整合性のあるものにまとめている。インターネットにより広大になった音楽の海を航海するためのコンパスとして、私たちを役立てて欲しい。
 
■sawako new!
名古屋出身、東京とニューヨークに6年ずつ在住後、ノマディックに活躍中の音響作家。日常の小さな断片をきりとって、フィールドレコーディングと電子音が織りなす、様々な情景のうつろう懐かしくて少し切ない凛とした空気感を紡ぐ。これまでに、12k、and/OAR、Anticipate Recordingsから通算4枚のソロアルバムを、scholeからdaisuke miyataniとのコラボアルバムをリリース。Sonar Festival(スペイン)、MUTEK (カナダ)、OFFF Festival(ポルトガル)、Warmup at P.S.1/MoMA(ニューヨーク)など世界各地で、包み込まれるようなオーガニックで瑞々しいエレクトロニック・サウンドスケープを展開。
 
■Smany new!
juri kawakamiによるソロプロジェクト。自身の子供に即興で子守唄を歌い聴かせていたことがきっかけで作曲活動を開始。仕事と家事の合間に趣味で音楽制作をしている。2013年6月に分解系レコーズより1stアルバムkomoriutaをリリース
 
■Katsuhiro Chiba new!
電子音楽家。デジタル音響処理に精通し、Max/MSPのスペシャリストとしても知られる。2003年、サンプルループを主体としたラップトップ・インプロヴィゼーションのためのソフトウェア「cyan/n」を制作・公開。自らこのソフトウェアを駆使したライブ活動をスタート。2011年ファーストアルバム「Silent Reverb」、2012年Hz-recordsよりミニアルバム「PERC.EP」を発表。2013年には残響をテーマにしたiPhoneアプリ作品「hibiku」を発表し、AppStore有料アプリ総合1位を記録。常に自らプログラミングしたソフトウェアにこだわり、独自の音響・音楽表現を追求しつづける。
 
■shotahirama new!
「ノイズ、具体音が曲想的な音楽に」(Sound&Recording誌 11年5月号)「ドラスティックに引き裂かれる時間と空間」(音楽家 evala /port, ATAK)「繰り返し聴いて徐々に染み込む良さ」(音楽家 Ametsub)「身震いする作品」(ウェブマガジンQetic)その他CDJournal、The Japan Times、Art World Magazine等、2011年のデビューCDアルバム以降各誌・各種メディアにて様々な評価と反響を得ているニューヨーク出身の音楽家 shotahirama(平間翔太)。2010年に音楽レーベルとして原盤の企画制作及び音楽出版他、CDライナーノーツの翻訳/英訳を請け負う等の事業を展開する SIGNALDADA を設立、これまでに2枚のソロCDアルバムと1枚のシングルを発表。また evala (port, ATAK)、kangding ray (Raster-Noton)、Atom™ (Raster-Noton)、Apparat (Shitkatapult)、Ametsub、中原昌也といった数多くの奇才音楽家たちとイベント共演/ライブツアーをこなしてきている。
 
■Naohiro Yako new!
2010年よりトラックメーカーのGo-qualiaとともにオンラインレーベル”Bunkai-Kei records”を主宰。分解系でのリリース等のプロデュースをするほか、「OUT OF DOTS」や「Re-Union」「大ネットレーベル祭」といったイベントのオーガナイズやDJとして活動「CreativeCommandsCompilationData」のリリースにて2012年に文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品受賞。また個人としてVJや、2002年よりメディアデザイン集団flapper3の設立メンバーとしても活動し、Go-qualia、kz (livetune)、古川本舗などのMVを手掛けている。
 
 
主催:LIQUIDROOM, PROGRESSIVE FOrM
企画:PROGRESSIVE FOrM
制作:PROGRESSIVE FOrM, LIQUIDROOM, moph records, Bunkai-Kei Records
運営:LIQUIDROOM, PROGRESSIVE FOrM
制作協力:Bridge Inc., Bunkai-Kei Records, commmons, HEADZ, Inpartmaint, Liquid note records, moph records, NANO-GRAPH, o.p.disc, Plain Music, Upset Recordings, Virgin Babylon Records
 
 
 
●TICKET  8/11 NOW ON SALE ●
 
チケットぴあ [209-002(3日、4日 単券) / 780-668(2日間通し券)] 
ローソンチケット [70951(3日、4日 単券) / 70952(2日間通し券)] 
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LIQUIDROOM 
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INFO : LIQUIDROOM 03(5464)0800