ハムスターの息子に産まれて良かった、清川漠、城月による展覧会「奈落で水を飲む」をKATA(LIQUIDROOM)にて開催する。 「奈落」とは悪行の罰責を受ける所であり、苦難や悲惨な状態にある境地・状況・場所である。 地獄ともいう。現代社会に生きる私たちが抱く苦しみは薄くはなれど消えず、日々新しく生まれ、 決してなくなることはない。 本展では、同世代の作家3人がこれをテーマとして、各々の解釈を提示する。
【会期】2021年5月20日(木)~ 5月25日(火)
【時間】13:00 ~ 20:00 (最終日のみ17:00まで)
※最終日のみ17:00まで
※開催中無休・入場無料
【展覧会ウェブサイト】https://naraku.vercel.app/
ハムスターの息子に産まれて良かった(「母性」 910×1167mm アクリル、キャンバス 2019年)
清川漠(「獏嵌」 2000×4000mm acrylic on acrylic board,wood 2020年)
城月(「¿-•̈-㲌-でもいい夢精」407×320mm 典具帖紙、水干絵具、岩絵具、墨、砂 2020年)
ハムスターの息子に産まれて良かった
少女を通して現代社会の抑圧を見せる。
<主な活動歴>
2018 「e.f.t展」/大阪
「 無礼らか~『飯島モトハルvs藤城嘘企画展』」/東京
「現代美術ヤミ市」/東京 「ポートフォリオ展」新宿眼科画廊 /東京
2019 「e.f.t展」/大阪 「kitchen展」art spase ZERO /東京
「浮遊する変体 vol.2coexitence 」KAGAN HOTEL /東京
「フィジカルボディコンプレックス」新宿眼科画廊 /東京
2020 「ミニはむす個展」江戸端会議室/東京 「室内少女展」 乙画廊 /大阪
清川漠
独自の技法を用い、線を引く行為における瞬発性と偶然性を一瞬で封じ込め固定し提示する。
<主な受賞歴>
「CAF賞2020」入選 「SICF21」 田中景子賞受賞
<主な活動歴>
個展
2021 「withdrawal」亀戸アートセンター/東京
グループ展
2020
「第43回東京五美術大学連合卒業・修了制作展」国立新美術館 /東京
「SICF21」スパイラル /東京
「Rich Seasons III」オリエアート・ギャラリー /東京
「CAF賞2020」代官山ヒルサイドフォーラム /東京
「買える!アートコレクター展Collectorsʼ Collective vol.2」MEDEL GALLERY SHU /東京
2021
「biscuit gallery Opening Exhibition」biscuit gallery /東京
城月
事物をアニミズム的に捉え、自然現象や感情に人格を与えて表現する。
<主な活動歴>
2020
「fluid」寺町美術館 /東京 「カオス*ラウンジXI キャラクターオルガナイズ」ゲンロン カオス*ラウンジ五反田アトリエ /東京
「VIEWS」 River Coffee&Gallery /東京
2021
「4の気配」 UNPEL GALLERY /東京