NYC: PUNK/POST PUNK 1976-1980
Julia Gorton Photo Exhibition
NYC パンク/ポスト・パンク 1976-1980
ジュリア・ゴートン 写真展
テレヴィジョン、イギー・ポップ、ジェームス・チャンス、デビー・ハリー、アンニャ・フィリップス、そして、リディア・ランチ・・・まだまだこの人名リストは続く。20世紀のカルチャーを振り返ると、1970年代半ば過ぎから1980年代初めぐらいまでのニューヨークの紛うことなき重要性は明白である。
その場にデザインを学ぶ美大生として居合わせるだけでなく、カメラを持ってシーンに参加し夜を徘徊し、パンクの現場を切り取ったジュリア・ゴートンの写真は次のことを見る側に伝える。
モノトーンで鮮やかなパンク/ポスト・パンクの美学、と 現場のみんなが主人公かつ無名であるがゆえのシーンの自律性。
同時に、金がなければ芸術はできないか?とか、ムーヴメントは作れないか?とか、やっぱり金がなければ歴史に名を残せないか?といった率直で今そこにある疑問に対し、若さとアイデアさえあればそのほとんどは無視できる、と写真の被写体たちが言っているよう。これらは後にサーストン・ムーアがテキストを書いた写真集、「NO WAVE:POST PUNK UNDERGROUND NEW YORK 1976-1980」にまとめられたり、MOMAニューヨークの「PUNK TO POSTMODERN」で展示されたりした。
今回作家本人の来日によりオープニングなどでトーク・ショウも予定しており、無名の才能ある若きあなたたちには、パンク/ポスト・パンクが何だったかを追体験するいい機会になるはず。もちろん、僕と同じように、お年を召したーーまだ諦めてないないーー方々にも来ていただきたい、です。
荏開津広(ONE HAND CLAPPIN) 本展示オーガナイザー*
もちろん限定!パンク/ポスト・パンク T 各種や 伝説的ファンジンBeat It! 要約日本語版も発売予定!
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2014.1.16(木) – 2014.1.20(月)
13:00-20:00
※1.16(木)初日のみ OPEN 17:00~21:00
初日16日の19時からオープニング・パーティ開催決定!
お誘い合わせの上、ご来場お待ちしております。
at KATA[LIQUIDROOM 2F]
入場無料
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▼ジュリア・ゴートン
BFA (コミュニケーション・デザイン科)パーソンズ美術大学、1980年。
写真家、デザイナー、Beat It!誌(パンク/No wave雑誌 )発行・編集人。
パーソンズ美術大学准教授
▼荏開津広
東京在住。ライター/DJ/多摩美術大学非常勤講師。著書に「人々の音楽のために」(Edition OK Fred)、翻訳に「サウンド・アート」(フィルムアート社、木幡和枝、西原尚と共訳)。
論考「パンクとしてのアート」(ロベル・コンバ展覧会カタログ、リヨン現代美術館)など。ポンピドゥ・センター映像フェスティヴァル、オール・ピスト東京キュレーター。
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info
KATA http://www.kata-gallery.net/